ココ・シャネルとカンボン通り31番地|CHANELアパルトマンと6つのコード

ココ・シャネルとカンボン通り31番地|CHANELアパルトマンと6つのコード

ココ・シャネルの世界を知るなら、服だけでなく、彼女が毎日上り下りしたカンボン通り31番地の鏡の階段も見ておきたい場所です。ここには仕事場と私的な空間が上下に重なり、現在のCHANELへ続く美意識が静かに残っています。

ココ・シャネルとカンボン通り31番地|CHANELの中心となった場所

1918年、ガブリエル・シャネルはカンボン通り31番地をメゾンの中心に据えました。ブティック、オートクチュールのサロン、アトリエ、そして彼女が日中を過ごしたアパルトマンが、ひとつの建物の中でつながっていきます。

リッツ、ヴァンドーム広場、グラン・パレ。パリの街とカンボン通りを映像でたどると、シャネルの服が生まれた空気まで少し近く感じられます。

YouTubeの設定から日本語字幕を表示できます。

鏡の階段の先に残る、ココ・シャネルのアパルトマン

2階のアパルトマンは、オートクチュールのサロンと制作の場の間にあります。鏡張りの階段からは、姿を見せずにサロンの様子を確かめることができました。

この部屋は寝室のある住まいではなく、シャネルが日中を過ごし、人を迎え、自分の好きなものに囲まれた場所でした。アパルトマンと鏡の階段は、2013年6月に歴史的建造物として登録されています。

獅子、麦、鏡、コロマンデル屏風|部屋に残るココのシンボル

獅子は獅子座生まれのシャネルが大切にしたモチーフ。麦の穂、クリスタル、八角形の鏡、漆のコロマンデル屏風も、部屋のあちこちに置かれています。

異なる時代や土地から集めたものが、不思議なくらい自然にひとつの空間へ収まっている。その組み合わせ方に、ココ・シャネルらしい感覚がよく表れています。

カメリア、黒、シルク、ツイード、ノーカラー、チェーン|CHANELの服へ

部屋にあるものが、そのまますべて服になったわけではありません。それでも、カメリア、黒、シルク、ツイード、ノーカラー、裾のチェーンを見ていくと、シャネルが何を美しいと感じ、何を何度も選んだのかが見えてきます。

カンボン通り31番地から、ひとりの女性の長い物語へ。
帽子店、ドーヴィル、ビアリッツ、ヴェネツィア、ハリウッド。すべての道は、やがてこの場所へ戻ってきます。

参考資料

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