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2019年5月3日、CHANEL 2019/20クルーズコレクション(20C)がパリのグラン・パレで発表されました。ベル・エポックの鉄道駅を思わせる会場は、ヴィルジニー・ヴィアールがアーティスティック ディレクターとして手がけた最初のコレクションにふさわしい「出発」の舞台です。
旅を軸に、カラーツイードのジャケット、ゆったりしたパンツ、白いミニスーツ、軽やかなブラウスやワンピースが続きます。以前よりやわらかく、実際に動く女性へ近づいたシャネル。文章は短めに、映像で20Cを楽しみましょう。
公式コレクションフィルムでは、駅を行き交う女性たちの動きに合わせて、ジャケットの丈やパンツの分量、鮮やかな色がよく見えます。出演はキャロリーヌ・ド・メグレ、パク・スジュ、タミ・ウィリアムズ、オラ・ルドニツカ、そしてアマンダ・サンチェス。
ロイック・プリジェントの映像では、ショー直前のフィッティングとバックステージへ。テーブルいっぱいに並ぶカメリアやアクセサリーが、20Cの服が仕上がる直前を伝えます。
コレクションの表舞台だけでなく、アトリエで服の線と動きを確かめてきたモデル。CHANELのジャケット作りを支える仕事を、別の記事で詳しく紹介しています。
アマンダ・サンチェスの記事を見るKōki,さんは、この20Cでランウェイデビューを果たしました。白いジャケットに、赤と白のカメリアを添えたチェックのトップ。本人の投稿には、フィナーレを歩く姿と喜びが残されています。
左は20C参加を伝えた投稿。右は同年のCHANELメイク体験で、ランウェイとは別の現場で見せるKōki,さんの表情です。
CHANEL公式とは別に、Haya Magazineが制作したElie Fahed監督のファッションフィルムも見逃せません。光、歩く速度、駅の空気、音楽の切り替え。短い映像の中で、20Cの服を「着る場面」まで想像させます。
映像の完成度が本当に高いディレクターです。
服を説明しすぎず、数秒の視線や動きで物語へ変える。そのセンスが格好よく、ほかの作品も続けて見たくなります。
Elie Fahedのチャンネルを見る・登録する服の印象を仕上げるバックステージメイクと、ショーを見たアンバサダーやゲストの声。2本を続けて見ると、20Cのやわらかさと新しい始まりが簡潔に伝わります。
鉄道駅は出発と到着が交差する場所。ヴィルジニー・ヴィアールの新章と、Kōki,さんのランウェイデビューが同じ20Cで重なったことも、このコレクションを印象深くしています。
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