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マイリー・サイラス(Miley Ray Cyrus)とシャネル。この組み合わせは、昔からなぜか目に残ります。
写真を追っていくと、持ち方も合わせ方も毎回かなり自由。今回は、その変化をゆっくり見ていきます。
まず見てほしいのが、この大きな黒のスーパーモデルバッグ。華奢なチェーンに対して、バッグ本体はかなりのボリュームです。
グレーのタンクトップに合わせても、バッグが小さくまとまりません。マイリーは肩にきれいに掛けるより、体の前で大胆に抱えるように持っています。

このサイズ感だからこそ、装飾の少ない服にも負けない存在感。バッグを最後に添えるというより、最初からコーディネートの中心に置いているように見えます。
一方では、グレーのTシャツにキルティングのチェーンバッグ。別の日には、黒のクロップドトップとパンツに、文字を散らしたバッグとゴールドのチェーンベルトを重ねています。

同じ黒いバッグでも、ひとつは日常のラフな装いへ、もうひとつはアクセサリーを重ねたモノトーンへ。バッグの選び方だけで、印象がここまで変わります。
ロゴが大きく入ったバッグは、黒のタートルネックやレザーミニとの相性も抜群です。シャネルを“きちんとした日のバッグ”だけに閉じ込めないのが、マイリーらしいところ。

バッグだけではありません。大きなダブルCが入った黒のニットにはチェーンバッグを合わせ、ピンクのスウェットはショートパンツで軽く。
ロゴを隠さず、でも全身をブランドで固めすぎない。このバランスなら、存在感のあるニットやトップスも普段着の延長に見えてきます。

2019年、コソボのフェスティバルでは、白いクロップドトップに大きなダブルCのメダリオンを合わせました。腰にはゴールドチェーン、手元にもブレスレット。遠くから見ても一目で分かる迫力です。
Vogueも、この大ぶりなヴィンテージジュエリーを取り上げています。黒のジャケットでは、ブローチと何本ものネックレスを重ねても、服はすっきり。引き算と足し算がはっきりしています。

マイリーとカール・ラガーフェルドには、着用写真だけでは終わらない接点もあります。2014年の『V Magazine』V91では、カール自身が彼女を撮影しました。
後にマイリーは、カールが撮影を自分らしく見えるように整えてくれたと振り返っています。服を静かに見せるというより、彼女の大胆さまで写真に残した企画でした。
撮影の詳細は、V Magazineのアーカイブでも確認できます。
2020年の「Midnight Sky」では、黒の衣装にCHANELのブローチ、チェーンベルト、イヤリングを投入。ディスコの光とロックなムードの中でも、ゴールドのアクセサリーがしっかり効いています。
その後もヴィンテージは続きます。2022年には、1990年代のシャネルのロングブラックドレスでNBC Upfrontsに登場しました。Vogueが紹介した一着です。
そして2025年、CHANELとTribecaによる「Through Her Lens」のランチョンでは、黒のレザーベストとプリーツスカート、メリージェーン、クラッチを選択。Harper’s Bazaarでも全身CHANELの装いとして報じられました。
バッグ、ジャケット、ニット、ドレス、ベルト、ブローチ、ネックレス、そしてレザー。マイリーはシャネルを上品に整えるだけでなく、ロックな自分の服へ変えてきました。だから昔の写真を見ても、古びて見えないのかもしれません。
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