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2015年、ニューヨークの街で撮られたカーリー・クロス(Karlie Kloss)。手にしていたのは、ひと目で存在感の伝わる大きなCHANELのマキシ クラシック フラップ バッグでした。
当時の短い記事を、10年以上後の現在からあらためて見直してみます。バッグの持ち方はもちろん、その後も続くカーリーとCHANELの関係まで。
カーリーは、グレーのタートルネックにブラックのレザージャケット、細身のデニムというごくシンプルな装い。そこへ大きなマトラッセのフラップバッグを合わせています。
バッグはかなり大きいのに、重たく見えません。長身のカーリーが短めのライダースと細身のデニムで縦のラインを作り、黒、グレー、淡いブルーだけに色を絞っているからでしょう。
チェーンをきれいに整えすぎず、肩にさっと掛けているのも格好いい。CHANELのバッグを特別な日の飾りにせず、ニューヨークの日常へ自然に連れ出したスタイルです。
この記事を書いた当時は「カーリーはCHANELを頻繁に持つ印象ではない」と記していました。しかし振り返ると、彼女とメゾンの接点はバッグだけではありません。
カーリーはカール・ラガーフェルド時代のCHANELのランウェイに登場し、2014年にはフレグランス「COCO NOIR」のキャンペーンモデルも務めています。シャープな歩き方と長い手足、少しクールな表情。甘さだけに寄らないCHANELを見せることのできるモデルでした。
華やかな広告の中でも、街角のスナップでも、洋服やバッグに着られてしまわない。カーリーの魅力は、強いCHANELを自分の日常着に見せてしまうところにあります。
カーリーとCHANELの最近の接点として確認できるのが、2025年12月2日にニューヨークで開かれたCHANEL Métiers d’art 2026ショーです。
翌日、カーリー自身も会場での写真をInstagramへ投稿し、マチュー・ブレイジーとCHANELへ「New York loves you!」とメッセージを送りました。2015年のニューヨーク街角スナップから10年。再びニューヨークでCHANELをまとう姿を見ると、少しうれしくなります。
この日のカーリーは、ブラックを基調にしたジャケットスタイル。大きなバッグをラフに持っていた若い頃とは雰囲気が変わっても、すっきりとしたシルエットと、服に負けない存在感は変わりません。
こちらは、カーリーが来場したCHANEL Métiers d’art 2026ショーの公式映像です。マチュー・ブレイジーにとって初めてのCHANEL Métiers d’artコレクション。舞台は、ニューヨークの地下鉄駅でした。
ツイードジャケットやコート、ドレスに、フラップバッグやミニバッグが重なり合うランウェイ。上品に整えるだけではなく、異なる人物がそれぞれの生活の中でCHANELを着る姿が描かれています。
だからこそ、最初のカーリーの写真にも通じるものがあります。CHANELのバッグは、きれいに持つだけが正解ではありません。レザージャケットやデニムに合わせ、颯爽と歩く。そんな日常の中でこそ、バッグそのものの強さが引き立つことがあります。
シャネル CHANELのジャケット、コート、スーツ、ワンピース、カーディガン、ヴィンテージなど、当店でご紹介しているアイテムをご覧ください。
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